気道戦士 喉頭癌ダム

タバコの吸いすぎから喉頭癌ステージ4でシャント法手術を受けました。声帯摘出、放射線治療、抗癌剤・・・。これから手術を受ける人、治療の後がつらい人。私の体験や工夫が、何かのお役に立てばうれしく思います。

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§ 僕の病歴 3 ボイスプロテーゼ手術の失敗について

喉頭がん摘出の折、僕の受けた手術法は「シャント法」と言って
手術の際、気管と食道の間に細い管を作り、食道を声帯の代わりに振動させて
しゃべることができる…という、便利な方式だったのですが

さすがに3年も経つと、その管が太くなってきて
飲食物の「漏れ」が、少し多くなって来たため、逆流防止弁のついた
ボイスプロテーゼを入れる手術をお願いした訳です。


▼ボイスプロテーゼ(プロヴォックス)
プロヴォックスUP(1)

ところが、この手術が、とんでもない医療?で大失敗。
食道に開いた穴が塞がらず、鼻から胃袋にチューブを通して流動食…
という状態で約1年間、3つの病院を転院しながら
8回の手術を経て、ようやく退院という「とんだ災難」に見舞われたのでした。

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      ありがとうございました。
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シャント法とは、気管と食道の間に穴を開けて細い管を通し、
気切口を指で押さえて、空気を食道に送り
声帯の代わりに食道を震わせて「声を出す」…という手術法ですが

そのメリットはこちらの記事から「シャント法は、おしゃべりの味方。」
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-10.html

  ※「シャント法」「シャント式発声法」の説明は、ちょっとややこしいので
   以下の記事などを、ネットで検索してみてください。
  ●「難しい食道発声はもういらない。訓練なしで ...- がんサポート」
 <http://gansupport.jp/article/cancer/head_and_neck/2994.html
  ●「声帯を無くして言葉が戻った私の話」
 <http://www.geocities.jp/jp0481068270015/voice01.html


さて、シャント法には、気管と食道に穴を開ける専用の手術が必要ですが  
手術法には、二つの方法があり、
僕の受けた<天津式>は、喉頭がん摘出手術の縫合時に
食道と気管の間に細い管を作る手術法で
これは、喉頭がんの摘出と同時に行うことしかできません。

もう一つは、近年主流となった、逆流防止弁の付いたボイスプロテーゼ
商品名「プロヴォックス」や「ブロムジンガー」を気管と食道に間に通すやり方で
こちらは、喉頭がん摘出手術が終わった後でも手術が可能てす。


穴を開けるだけの方法は、若干食べ物も呼吸口に漏れますがメンテナンスフリー。
ボイスプロテーゼを使う方法は、約3ヶ月に一度弁のメンテナンスが必要です。

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僕の受けた、単に穴を開けるだけの天津式シャント法は
メンテナンスも不要で、声も明瞭、何の問題もなかったのですが…

さすがに3年も経つと、穴が広がってきて(しゃべりすぎたかも・苦笑)
食べたモノの液漏れなどがひどくなり、あれこれ考えた結果、
定期的なメンテは必要だけど、液漏れしない


「ボイスプロテーゼを入れよう」…という結論に至った訳ですね。
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-645.html

「プロヴォックスを選ぶ理由」は、以下の通りです。
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-647.html

天津式は、気切口の上端(テープ止めの位置)にシャントの穴があって、
食道に通じています…この穴から、飲食物が少々漏れるのですが
モノを飲み込むタイミングで少し下を向いて、ティッシュなどで漏れを受け
漏れたものが肺に落ちることはありませんが、やや面倒なんですね。

紹介された寝屋川市の病院で受けた▼天津式シャント閉鎖手術
気切口(傷口)

まずは、シャントを閉じようということで「いざ、手術!」
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-456.html

執刀医は、ご高齢ながら高名な先生で、この手術はうまくいったのですが、
この病院では、ボイスプロテーゼ手術の経験がないので、大事をとって
「手術例の多い病院」を紹介、そこでやってもらおうということになったのですね。

失敗①最初に入れたボイスプロテーゼ▼プロヴォックス(オランダ製)
プロヴォックスUP(1)
プロテーゼが大きすぎて?食道後部の壁に当たり、上手く声が出ません。

失敗②二回目に入れたボイスプロテーゼ▼ブロムジンガー(ドイツ製)
新型プロテーゼ(1)
食道が片側に寄って、上手く声が出ず、傷口が炎症を起こしました。

どうしても塞がらない▼プロテーゼの痕
プロテーゼの痕
このままでは食道から飲食物が肺に落ちる為、即・入院。
鼻から胃袋にチューブを通して流動食となります。

後で考えると、これが大きな間違いだったのですが
それは「神のみが知る領域」後で言っても仕方のない話ですね


で、「手術日程が決まりました」という事で
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-674.html

「手術は無事完了!」と、面白可笑しくは書いておりますが
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-698.html


何しろ、ボイスプロテーゼを入れる際
入院もさせず、麻酔もなく、外来で済ませるという、乱暴な馬鹿医者で
当然ながら、めでたし!…という訳にはいかず

「恐怖の初検診1」
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-700.html


「恐怖の初検診2」
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-701.html

「恐怖のその後…」
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-703.html


…と、あんまりな経験が続いたため、医療ミスの第三者確認という意味も含め
元の先生のところで「セカンド オピニオン」を受けて後
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-705.html

話は「手術は失敗。TEシャント閉鎖」
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-710.html


「入院日記1」へと続く訳ですが
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-712.html

後で告訴することも視野に入れて、何をされたのかを
毎日詳細に記録して、ブログでライブ中継しておくことに決めました。


※詳細は、ブログ本文右側の月別アーカイブの
 1011年10月29日から2012年9月30日までをご覧ください。

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▼有皮弁植皮手術の実際
全体イメージLONG

入院はしたものの、さすがにこの医師に対する不信感は耐え切れず
元の大先生にお願いして、寝屋川の病院に戻してもらいましたが
放射線を当てているせいか、食道周りの細胞は不活性・・・

何度やっても、傷口はふさがらず、その後、傷口からの唾液の漏れが、
脊椎を溶かし始め、この治療は、この病院ではできないため、
元々喉頭がんの手術をした大阪市内のK病院に転院


そちらでも、脊椎の様子も見ながら、手術を繰り返し、やっと成功して
「無事、退院しました」…は、2012年9月30日
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-931.html
最初の入院2011年7月19日から数えて、実に14ヶ月後の話でした。

その間、鼻から胃袋にチューブを通して流動食。
食道に穴が開いていて、内臓に漏れますから、食事は一切不可。


手術は8回目でやっと成功しましたが、体には大きな傷跡が残り
食道は細くなって、嚥下には補助食品が不可欠になり
発声もラリンクス以外は不可能な状態になってしまいました。

「有皮弁植皮手術の実際」
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-860.html

「縫合手術の実際」
http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-878.html

その後、細くなった食道や、ひどくなった嚥下障害と付き合いながら
食事療法メニューも、ややトーンダウンした形で継続。
幸い再発も転移もせず、手術から7年を迎えている訳ですね。

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ホント、やれやれ・・・な、闘病記録ではありますが
一度ならず「告訴」も検討したものの、入院中の事とて、治療が最優先。
各病院の、やたら丁寧な対応も含め、まぁ穏便な解決を選んだ訳ですが

その間、入院していた病棟は、すべて「喉頭がん関係」の病棟
以前の顔見知りの患者さんの再発や転移、そして
何人もの病死や、ホスピスへの転院を、まのあたりに見てきました。


だからもう、誰にも、無駄に死んでほしくないんですよね。
「治療しないことを選ぶ」のは、ある意味、
治療しても回復の見込みのない場合の苦渋の選択です。

みなさん、お願いですから、安易な考えで「無治療を選ぶ」などという
間違った選択は、お願いですからしないでくださいね。
余命ゼロ日から7年、それでも僕は、まだまだ元気で生きています。


本日も、ご愛読ありがとうございました。

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     ありがとうございました。

※リメイクしたので、一つ前の記事も、もう一回読んでね。

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2015/03/02/Mon 20:20:20  がん/CM:0/TB:0/
new 薄味ひつまぶし / MAIN / 「治療しない癌」ではなく、「治療できない癌」…ですよね。 old

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