§ たかがムニエル、本気でリゾット&ラタトゥイユ
▼舌平目のムニエル・茄子とたっぷりのラタトゥイユソース ![]() 舌平目のムニエル・茄子とたっぷりのラタトゥイユソース・・・と、名付けてはみたものの 実際には「茄子のラタトゥイユ・舌平目のムニエル乗せ」の方が、当たっているかも? 要するに、ラタトゥイユの上に、小振りのムニエルを乗せたハイブリットメニューですね。 ラタトゥイユは、野菜を油で煮て旨味を出す料理ですが、日本人には「油で煮る」という 概念がないため、鶏肉やベーコンなどと野菜を炒めて、味付けをしますが 本来は、野菜をたっぷりの油で煮て、野菜の旨みを引き出す・・・という料理です。 ラタトゥイユは、柔らかくて、食べやすいし、野菜を煮込む事で、自然のとろみが付いて 嚥下もしやすく、魚のパサ付きも押さえてくれるという、理想的な組み合わせ。 ごはんも、お粥・・・ではなく、リゾットにして、食べやすく、しかも栄養にも気を配りました。 ★続きは後半。↓ ランキングにご協力下さい。 ![]() 続きを読まれる方は ↓ から ■ ▼舌平目のムニエル・茄子とたっぷりのラタトゥイユソース ![]() ラタトゥイユの作り方を日本的に言うと、まず、たっぷり目のオリーブオイルで オレガノやタイム、にんにくのスライスを炒め、香りが立って来たら、茄子を入れて焼き (茄子は一旦出して)、その油で、玉ねぎ、パプリカ、人参、キノコ、をじっくり炒め 全体にとろみが付いてきたら、トマトを入れてさらに炒め、仕上げに白ワインと水を加えて 塩・コショウ、バジルなどで味を調え、全体に一煮立ちさせて出来上がり。 茄子は、煮込まず、ムニエルと一緒に、トッピングして、やや深めの皿に盛り付けました。 便宜上、炒めると書きましたが、低温の油でじっくりと煮る・・・と云うのが、正しい概念。 僕の家とは少し違うけど、このレシピ↓も、同工異曲で参考になると思います。 <http://www.kyounoryouri.jp/recipe/17545_本格ラタトゥイユ.html> ▼鶏ガラスープのプレーンリゾット ![]() リゾットは、ご飯をスープで煮た「西洋雑炊」ではなく、生米で作る「米のスープ煮」です。 米は、まずオリーブオイルで炒めますが、米が割れるので、絶対に洗ってはいけません。 米が透明になったら、鶏のブロード(ブイヨンでOK)をヒタヒタになるに加えて煮込み 煮詰まって来たら、また加えて・・・を繰り返し、米がアルデンテになったら 粉チーズを加え、 バジルを振って、出来上がりです。オリーブオイルにニンニクと玉ねぎを入れて 香りを立てるとか、煮込む際に白ワインを入れるとかは、ネットでチェックしてください。 ▼豚しゃぶ肉のミラノ風 イタリアン・ハムサラダ ![]() ロースハムの代りに、豚しゃぶ用のロースを茹でて、冷しゃぶ風に冷やし 茹でた野菜を、すりおろした玉ねぎのドレッシングで和えてみました。 今回はやりませんが、レタスを添えて、パンに挟んでも美味しいと思います。 ご来訪の証しに ↓ このあたりでクリック。 ![]() ▼新じゃがと新タマネギのポタージュ ![]() ジャガイモと玉ねぎをブイヨンで煮て、柔らかくなったところを ミキサーですり潰した かなり手抜きのポタージュスープです。サラヤの「とろみ名人」でとろみも付けて 飲みやすく、また、他の料理を嚥下する時の 補助食材になるようにも考えています。 ▼ジュース&オクラ ![]() 今日のレシピは、どれも食べやすいので、冷凍オクラは、まず不要?とは思いますが ラタトゥイユやイタリアンサラダに混ぜてもいいし、免疫力アップで、癌予防にも効果的。 いつもの人参・りんご・レモンジュースも、イタリアンメニューに良く合います。 ▼ラタトゥイユとリゾットの夕食 ![]() などなどと、ウンチクの方が多かったような気もしますが、これでも嚥下障害メニュー。 柔らかくて、嚥下もしやすいけれど、オリーブオイルにバターやチーズなども たっぷりと入って、タンパク質などの栄養もしっかり摂れるのが、大きな特長です。 そして、ムニエルはもちろん、ラタトゥイユも リゾットも、冷やしゃぶ風ハムサラダも 本格というよりむしろ「正統的な」本来の作り方で、嚥下障害とは関係なく伝えたい味 障害者と暮らす、ご家族の方はもちろん、どこも悪くない、グルメなみなさんにも、 ぜひ味わっていただきたい、ちゃんとした欧風レシピの洋食です。そしてまた、 嚥下障害があっても、いや あるからこそ、ちゃんとした料理を味わいたいモノですよね。 ご来訪の証しに ↓ このあたりでクリック。 ![]() 参考▼別名:ドーバーソール、舌平目のムニエル一匹付け、三種の野菜添え ![]() 参照記事<http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-1826.html> イギリスとフランスを隔てるドーバー海峡は、潮の流れが早く、明石海峡と同じように 美味しい魚に恵まれています。という訳で、ロンドンの魚は、ちゃんと美味しいのですが 物知らずの馬鹿は、安いツアー業者に騙されているだけなんですね(苦笑)。 新鮮な魚の入るロンドンでは、その新鮮さを活かして、シンプルに調理する 逆に新鮮な魚の入らない内陸部のパリは、それをごまかすため、あれこれと加工する これって「江戸前」と「京都」の、料理の差と同じ事ですよね(笑)。 参考▼太刀魚のムニエル ![]() 参照記事<http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-1873.html> ムニエルは、舌平目以外の魚でも、美味しいメニューです。 太刀魚は、縁側がないので、寂しい反面、食べやすいのがメリットですね。 参考▼真鯛のムニエル・トマトソース キノコ&アスパラ添え ![]() 参照記事<http://gandam4d.blog8.fc2.com/blog-entry-1633.html> パサつきやすい鯛も、ムニエルにすると、食べやすくなります。 ラタトゥイユに添えるなら、ボリュームのある 鯛もいいかも知れませんね。 本日も、ご愛読ありがとうございました。 よろしければ、↓ ランキングにご協力下さい。 ![]() ありがとうございました。 よろしければコメントをお寄せください。※コメント欄は、四角い枠のすぐ下 ちょっと見えにくいけど、赤い小さな文字でCMと表示してあります 出来れば ↓ 拍手もね! スポンサーサイト
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