§ 初級11:ビリヤニ
♪ブブ~♪ゼラ~♪ いや~勝ちましたねぇ、ニッポン!!!ニッポン!!! 心密かに「勝てる!」とは思っていましたが まさか「ヨッシャ~!」が3回もあるとは、思ってもみませんでしたね? ニッポン!!!ニッポン!!! こちら大阪では、今年も道頓堀ダイブが続出したようですが それはともかく 引き分けでも一次リーグ突破ですから、 …などと高をくくっていると あのドーハの悲劇でしょ、 トルコに負けたでしょ・・・などとろくな事はない(苦笑) などという話を始めると、長くなりますから ちゃんと正気に戻って初級料理講座を始めましょう。 ▼インドの鶏ご飯・ビリヤニ ![]() さて今日は、先週作った「父の日」メニュー。 父の日だから、父の作った料理をみんなで食べに来て上げよう! って言うのも、何か違う気がするのですが いつの頃からか、我が家ではそういう事になってるみたいで この話を始めると、また長くなりそうですので…さて、本題に入りましょう。 今日の料理は、インドの鶏ご飯<ビリヤニ>です。 先週だったかな? favaさんのお友達の杏大ママさんと「鶏ご飯」の話題になって 杏大ママさんは、ノンオイルで具材とケチャップを入れて 炊飯器で炊くヘルシー&カンタン「炊飯器で炊く鶏ご飯」 僕の方は、具材とお米をオリーブオイルで炒めて 炊飯器で炊き上げるカンタン「食事療法パエリア」などという やり取りをコメントしてた訳ですが 僕としても、それじゃ?さすがに芸がないんで あれこれ、レシピを考えてはいたんですね(笑) で、それが本日のカンタン・美味しい<食事療法パーティーメニュー> インド式 鶏の炊き込みご飯「ムルギ・ビリヤニ」です。 ●材料(4~5人前) 米:3合…洗ってざるにあけて置きます 玄米の場合は、その前に1~2時間、水につけておいてください。 ▼鶏もも肉:400gくらい ![]() 本来は胸肉以外違反ですが、パーティーですから 旨み優先で行きましょう。 癌でない方は、骨付きモモ肉や手羽元の方が 見た目豪華で、良いだしが出るのでお勧めです。 ▼玉ネギ:大1個…ザクザクの荒みじん ![]() 炊き込むと影も形もなくなってしまうので 1cm角くらいにザクザクと切り分けて 存在感を持たせましょう。 ▼アーモンド、カシューナッツ:各15~20粒 ![]() どちらか1種類でもいいのですが、 あれこれ一杯入ってる方が楽しいですね。 写真にはありませんが、レーズンも適当に一掴み入れると 旨みがぐんとアップします。 ▼まず、火をつける前のフライパンに ![]() マーガリン:大匙2杯、オリーブオイル:大匙3程度 タカのツメ:1本~(メンバーを見てから適当に) ベイリーフ(ローリエ):3枚 カルダモン(皮付きシード):7~8個 なければクミンシード、または荒引きのブラックペッパーを入れて レンジに火をつけます。 本来は「ギー」というヤギの油を使うのですが そんなものありませんから、マーガリンとオリーブオイルで代用。 フライパンが温まってきたら、鶏から焼いて行きますが お子様も食べる場合は、タカのツメは香りだけ移して取り出してください。 鶏は後で炊き込みますから表面を焼き固めたらそれでOKです。 玉ネギはサッと炒め、しんなりして半透明になったらOK。 ナッツ類はちょっと炒めて香りを立てる程度。 最後にお米を入れて、ちょいと炒めて炊飯器に移します。 フライパンが小さければ、 それぞれ別々に炒めて、最後にまとめてもOKです。 ▼炊飯器の準備 ![]() レーズンはここで入れます。 塩:小さじ1…癌の人は「減塩の塩」ですよ ターメリック:小さじ半分(なければカレー粉で可) 水+白ワインとか料理酒をカップ3杯+αで入れて 蓋を閉め、炊飯器のスイッチを入れます。 材料を炒めた油には「いろんな旨み」が残っていますから カップ3杯の水は、フライパンに入れて「旨み」を含ませてから。 お米は事前に十分水に浸してありますから <早炊き>モードでOKです。 ▼三色サブジ ![]() ご飯が炊けるまでの間に、インドの「おばんざい」サブジを作ります。 サブジは、オイルで野菜の旨みを引き出す ラタトィユの親戚みたいな料理。 単品野菜のスパイス煮込みだと思ってください。 最初、作り方も書いていたのですが 記事があまりに長くなりすぎるため、次の回に廻しました。 材料、作り方は、翌日の記事でお確かめください。 ▼さて、その辺りで、炊飯器のビリヤニも出来上がる頃です。 ![]() 全体をサクッと混ぜ合わせて、大皿に盛り付け トッピングに三つ葉をちぎって飾ります。 本当はコリアンダーの葉、つまり「シャンツァイ」ですが 苦手な人も多いので、まぁ三つ葉が良いと思います。 ※骨付きラムでやる場合は、絶対シャンツァイですよ! ▼ビリヤニ大皿盛り ![]() 写真をクリックして、画面いっぱいの大画面でご覧ください。 (どの写真も拡大できますが…) パーティーのメインにもなる、豪華な「ライス料理」ですね。 黄色い色はターメリック(ウコン)で付けた色。 カレーとはまったく異なるインドの炊き込みご飯です。 使い慣れないスパイスがあれこれ出てきて難しそうですが 要は、オイルにスパイスの香りを移して材料を炒め 炊飯器に入れるときに、色をつけて炊き込むだけですから スパイスさえ揃えておけば、作るのはとてもカンタンな料理です。 そして、スパイスは全て漢方薬(笑) ナッツにレーズン、そしてサブジの材料も全部 癌に効果のあるデザイナーズ・フードですから 体調がよくなることも請け合いです! ▼サブジ&ビリヤニ プレート ![]() 「ビリヤ二」は、そのままでも美味しいのですが ヨーグルトや「ライタ」を付けると、もっと美味しく頂けます。 ライタは、ヨーグルトに胡瓜の薄切りと 微塵切りの玉ネギを加えて混ぜあわせ(トマトを加えても良い) パプリカの粉を振った、ヨーグルトサラダのこと。 インド料理屋さんのコース料理などで出てくるヤツ といった方が、話が早いかも知れませんね。 作るのはめちゃカンタンです。 では、最後に材料のおさらいです。 ●ムルギ・ビリアニの材料(4~5人前) 米:3合…洗ってざるにあけて置きます 鶏もも肉:400gくらい(本来は胸肉ですが、パーティーですから) 玉ネギ:大1個…ザクザクの荒みじん アーモンド、カシューナッツ:各15~20粒 レーズン:適当に一掴み 調味料A: マーガリン:大匙2杯、オリーブオイル:大匙3程度 タカのツメ:1本~(メンバーを見てから適当に) ベイリーフ(ローリエ):3枚 カルダモン(皮付きシード):7~8個 なければクミンシード、ブラックペッパーの荒引き 調味料B: 塩:小さじ1…癌の人は「減塩の塩」ですよ ターメリック:小さじ半分(なければカレー粉で可) 水+白ワインとか料理酒:カップ3+α トッピングに三つ葉:一束 さぁ、ちょっと大き目のスーパーマーケットか百貨店へ スパイスの買出しですね。 コレを憶えると、 料理のレパートリーがぐっと広がる事請け合いです。 ●喉頭がんステージⅣで声帯摘出手術を受けたがん患者です。 声帯のない身体障害者ですが、シャント法という手術で声を取り戻しています。 放射線治療で味覚を失いましたが、こんな記事が書ける程度にまで回復しています。 ランキングに参加しています。 よろしければ、↓ ご協力下さい。 ![]() ありがとうございました。 癌患者の方も、健康志向の方もコメントくださいね。 ↓も♪ブブ~してね! スポンサーサイト
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