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気道戦士 喉頭癌ダム

タバコの吸いすぎから喉頭癌ステージ4でシャント法手術を受けました。声帯摘出、放射線治療、抗癌剤・・・。これから手術を受ける人、治療の後がつらい人。私の体験や工夫が、何かのお役に立てばうれしく思います。

§ 放射線治療を受けられる方へ。

このところ、喉頭がんで近日中に手術する。
喉頭がんだと告げられた、どうしよう…
そして、放射線治療と抗がん剤で治療する。
などなどのお便りを頻繁にいただきます。

これも、ある意味、交流のある皆さまの「ポチ」のお陰で
ランキングの目立つ位置をキープ出来ているお陰と感謝の念に耐えませんが
僕のためではなく、者ブログに情報が必要な患者さんのためと
今後とも、よろしくお願い申し上げます。


さて、患者さま(多くはご家族の方)は
みなさま一応に、ブログをたどって「やっとたどり着いた」
「ホッとした」。「勇気が湧いた」など、うれしいコメントをくださいますし
このブログが、皆さまのお役に立てば…と思うことしきりではありますが

僕の小さなブログでさえ、このありさまですから
ホントは、毎日何人の方が「癌を告知」され、
「癌手術」や「放射線治療」を開始されるのだろう?と考えると
さすがにぞっとしないものがあります。


▼還暦祝いのお花をいただきました。
a花束アップ

▼K先生、ありがとうございました。
a花束全景

ご来訪の証しに ↓ とりあえずクリック。
     

さて、そうしたお便り、ご相談をいただいた場合
出来るだけ具体的にお答えするようにしているのですが
ご質問にピッタリの記事が過去にあるものの、
どこにあるかわからない…などの理由から
インデックス代わりに、関連記事を網羅したようなブログが
ついつい多くなっているのも
FQAと言いますか(笑)、このブログも
「良くあるご質問」には、だいたい答えられるように充実してきたのかな?
などと、2年近い積み重ねを感じる、今日この頃ではあります。

とは言え、手術をされる方々については
当初は「お医者様の言うとおり」にしていれば良い訳だし
抗がん剤についても然り。
食事療法などは、退院してから考えたって遅くはないわけですから
僕の役目も「励ます」「安心させる」…(まぁ、これも大事ですが)
以外の点では、後からゆっくりでも十二分に間に合うわけです。


ところがデスネ…一つだけ例外があるのです。
それが今回のテーマ
「放射線治療後の味覚異常」について。


こればっかりは、後からではどうにもなりませんから
治療前にぜひとも肝に銘じて置いてください。


★必要な方への専門知識ですから。お急ぎの方は、ここでクリック

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     ありがとうございました。

喉頭がんで放射線治療をこれから受けられる方は、必読です!


             続きを読まれる方は ↓ から
 
まずは、このコメントをご覧ください。

放射線治療医です。

頭頸部腫瘍で、放射線治療を受けられた方が懸命に頑張っておられる姿を見て、うれしく思いました。
生活が一変するのと同時に、頑張られる方、挫けてしまわれる方、、、いろんな方を見ていますが、頑張っておられる方と同室の方の多くは、治療を上手く完遂できておられる気がします。

放射線治療後が大変なので、放射線治療を受ける前に、「美味しいお寿司や料理を味わえるのは、今だけかもしれないので、思い残すことのないよう、気合入れて食べて来てください」というのですが、大抵の人は、治療中に初めて理解できるようになられるようです。

気道戦士さんのお姿は、闘病する他の人に大きな励ましとなろうと思います。
これからも頑張ってください。


放射線治療という癌治療法。
この治療は、患部=喉に放射線を当てるものですが
治療そのものはそんなにつらい治療ではありません。

まぁ、喉が軽く被爆しますから、後半は食道が腫れて、
ちょっと食事がしにくくなったりはしますが
他の治療に比べたら「楽な方」だと思います。


が、しかし…問題は「治療の後」にやって来るわけです。

唾液が出なくなって、味覚細胞も潰れて
モノの味がわからなくなります。


もしかしたら、一生元には戻らないかも知れません。
と言いますか、その確率の方がはるかに高い…というべきかも知れません。


ですから、後半の冒頭にあるとおり
<これで、一生思い残すことのないように>
精一杯美味しいものを食べて(食べさせてあげて)ください。

ちなみに僕の事例を挙げて置きます。

僕自身は、いつもレシピを書いてるような「食い意地の張った」人間ですから
手術前に、なじみの店に「しばしのお別れ」を告げに行ったわけですね(笑)
さらに、前から行きたかった江戸前の寿司屋で 握り各種
・知る人ぞ知る 市場の温かい握り寿司 混ぜ・混ぜ・トロ・鯛・アジ棒
・豆腐百珍料理が売り物の 豆腐料理専門店で、メニューにないいつものあれこれ
・料亭、小料理、割烹、各店のお任せコース&アラカルトで。
・うなぎ専門店 肝焼き、うざく、う巻き、うな重の上、肝吸い一式
・天麩羅専門店 季節のお任せコース+アラカルト

・関西風おでん専門店、「関西炊き」一式+雑炊
・インド料理専門店 カバブ・ティッカ・ナン・カレー3種・マンゴアイス(笑)
・パスタの名店、カルボナーラ、ボンゴレビアンコ、ペンネ、ミラノ風カツレツ、他
・串カツとオムライスの名店 串カツ、コロッケ、オムライス
・蕎麦屋 3軒:鴨なんば、敦盛蒸篭、天なん蕎麦、わりご蕎麦
・うどん屋 3軒:天釜うどん、生醤油うどん、おじやうどん
・四川料理、広東料理、ハルピン料理各専門店。
・すき焼きの有名店 鴨鍋専門店、鴨の串カツ屋さん…一体何軒行ったやらですが


ご自身、又はご家族の好物を思い浮かべる参考になれば…と
一応は羅列して置きます。
※入院してすぐ、「気道確保」のため「気切口」をあける手術を行ないましたが
「喉頭がん」を摘出する「本手術」までには、一ヶ月と少しの猶予がありました。

患者様が入院中なら、出前でもお弁当でもいいし
なじみの屋号の入った包み紙を見るだけでもうれしいものです。


詳しくは、過去のブログ
味覚のない世界」に書いておりますが(赤字をクリックしてください)
こればっかりは、後になって後悔しても
文字通り「後の祭り」なわけです。

もっとも、唾液腺は無理ですが
味覚細胞の方は、ゆっくりと回復して、1年?2年でかなり元には戻ります。
食に対して、さしたるこだわりのない方なら
「完全に回復した」治療中に「特にさしたる変化は感じなかった」
という方もいらっしゃいますから
「食にうるさい」方でなければ、さして気になさらなくても良いものなのかも知れません。


ですが、みなさん、ちょっと想像して見てください。
たとえば、風邪で鼻が詰まったとき
ご飯の味がしなくて、随分と味気ない思いをされた経験がきっとありますよね。

喉頭がんで手術した場合は、鼻の空気が動きませんから、そういう状態になります。
放射線治療では「味覚までなくなり」ますから
全ての食べものは、味も香りもない「塗り壁」を食べているようなものです。
何の味付けもしていない「おから」の方がまだマシってモンですが
想像したくもない…でしょうね(苦笑)


そして、一生治らないかも知れない…なんて
<ご本人は知らない方がいい事>なのかも知れません。
※そういう理由からか、お医者様も看護士さんも
知っていても、ハッキリとは言ってくれません。

ちゃんと告知しないことの是非はともかく、そうした場合は
治療や入院でしばらくは、ちゃんとしたものが食べられないからという理由で、
美味しいものを 是非 是非 食べさせてあげてくださいね。


あっ、それと
放射線治療後、最低1年間(出来れば数年間)は
歯を抜いてはいけません。

ですから、抜歯などの治療が必要な方は、
必ず事前に歯医者さんで抜いておいてください。
※歯を削るとかは、大丈夫ですが、抜くのは厳禁となります。
これもご注意ください。


本日も、ご愛読ありがとうございました。

よろしければ、↓ ランキングにご協力下さい。
     
     ありがとうございました。

癌患者の方も、食いしん坊の方も
よろしければコメントをお寄せください。

出来れば ↓ 拍手もね!
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2010/09/14/Tue 19:19:19  喉頭がん/CM:2/TB:0/
new 鶏のヨーグルト煮込み / MAIN / 検診、異常なしです。 old

COMMENT

今週末にでも♪  from - ヒラメのおかん
いつも本当にタメになる記事をありがとうございます!

本当に知りたいことは、いつも癌ダムさんのブログで
教えていただいております(*- -)(*_ _)

父の放射線治療ですが、胃癌手術の後、
流れるように始まってしまったので
今のところ病院で「全粥」程度の食生活ですが、
今週末外泊許可が出ましたので、土日は思う存分
(内科の先生の許可がおりる範囲で)
好きなものを食べさせたいと思います。

P.S. ご連絡いただいてありがとうございました(*^^)

2010.09.17-06:40/ヒラメのおかん/URL/EDIT/
Re: 今週末にでも♪  from - 癌ダム4G
そうですね、「胃の回復」の問題がありましたね。

解からなくなるのは、「モノの味」つまり
「出汁の味」「肉汁のうまさ」「「白身魚の微妙な味わい」などですから
スープにして、病院に持っていてあげてもいいわけです。

休みの日は、消化のよいもの…となると
湯豆腐とか、かに数寄、刺身盛りなどにして
「旨みたっぷりの雑炊」などがいいかも知れませんね。

年齢からいって、回復はたぶん遅いし
きっと美味しいものを味わう最後のチャンスになるでしょう。
でもご本人様には、多分「内緒」がいいと思います。

味覚が回復するのに、1年くらいかかるから
それまで「しばしのお別れだから…」と、おっしゃってください。
※味覚は、戻ると言えば、ある程度は戻りますから。
そして、その方が、その後の治療や、食事療法の励みになると思います。

癌を全滅させるためですから、多少のことは諦めてくださいね。
(僕だって、身体障害者3級です)

お辛いでしょうが、頑張ってください。
2010.09.17-19:17/癌ダム4G/URL/EDIT/

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 内緒です♪

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