FC2ブログ


気道戦士 喉頭癌ダム

タバコの吸いすぎから喉頭癌ステージ4でシャント法手術を受けました。声帯摘出、放射線治療、抗癌剤・・・。これから手術を受ける人、治療の後がつらい人。私の体験や工夫が、何かのお役に立てばうれしく思います。

§ おせち料理2009

あらためて、新年明けましておめでとうございます。

声帯摘出手術により、以前のように ちゃんとは食べられないにしても
やはりおせち料理くらいは ちゃんと作りたいもの。

日本料理は「目で楽しむ」とは申しますが
ちゃんと食べられないからこそ、逆にちゃんと並べて
食べられない分を「目で楽しみたい」とおもいました。


●朱塗りのお重
<一の重:口取り?>
縁起もの三種:数の子、田作り、黒豆
紅白かまぼこ、伊達巻き

<二の重:焼き物>
海老:鬼がら焼き、ぶり:塩焼き
酢の物:酢レンコン、ゆず窯(紅白なます)

<三の重:煮物>
昆布巻き、高野豆腐の含め煮:寿印
煮しめ:炒り鶏・見立て七種
  炒り鶏:シイタケ(亀甲)
  半月レンコン(松)・タケノコ(角松)・ごぼう(笹の葉)
  人参(ねじり梅)・こんにゃく(手綱)・里芋(亀甲)

●黒塗りのお重
<一の重:洋風おせち>
スモークサーモン:三つ葉添え
ビアソーセージ:プチトマト添え
合鴨のスモーク、ローストビーフ

<二の重:祝い肴>
くわい、ニシンの昆布巻き、サザエの含め煮
酢の物?菊花かぶ、たたきごぼう

<三の重:口取り?甘味>栗きんとん、ユリ根きんとん
錦玉子、白福豆

大鉢:いも棒

睨み鯛:鯛・塩焼き

御神酒:日本盛り 純金箔入
スパークリング:シュワルツ・カッツ(ゼクト)

チーズ:サンタンドレ、ブリー、ミモレット
     オードブルチーズ盛り合わせ 

刺身:ぶりの刺身・大皿盛り、 ヒラメの昆布締め

雑煮:清汁仕立て 丸餅・鶏・紅白かまぼこ・三つ葉

甘味:花びら餅、ケーキ

三段のお重2セットに、睨み鯛、大鉢、大皿盛りの刺身
チーズにワイン、お餅に雑煮・・・と
テーブルいっぱいの派手なおせちですが
まぁ三が日+アルファ分、+お客さま分と考えれば
そんなに大げさな話でもなし。

事実、昨日は年始に来た娘夫婦がさっそく半分を平らげて帰りました。
※とりあえずは大満足の元旦ですが
 まぁ、どちらのご家庭でも
 ここから先のお重が大変なんですけどね・・・(笑)

さて、二日目の今日も当然「おせち」。
例年なら「鍋」と行くところですが
さすがに、今年はそこまでは・・・と控えました(笑)。
※年末に三連チャンで鍋。鹿鍋、鯛かぶら、鴨鍋と、食べたばかりですしね。

・・・と、ばかり お重の残りをつまみながら
このブログを書いておりますが
人間、ちゃんと食べられるうちが花。
今年もせいぜい、がんばって食べようと思います。

放射線治療の直後は、まったくわからなかった味も
徐々に回復し、今では「鯛」と「ヒラメ」の区別もなんとかつくようになったこの頃。
考えようによっては
舌が一度、赤ん坊のころのような白紙にリセットされたという事で
その後、いろんなものを食べることによって
駆け足でいろんなものの味を再認識してゆく作業が
「回復する」ということなのかも知れません。

そうした意味では、豪華なおせち
年末・年始の「鍋大会」、Xmasのパーティー料理など
普段はあまり食べない料理も
「ちゃんと並べてあれこれ食べる」ことも

舌の回復のためには、案外と重要なことなのかも知れませんね。



ブログランキングに参加しております。
ご訪問の記念に、今回もぽちっと押して行ってくださいね。




スポンサーサイト

2009/01/02/Fri 23:24:11  料理/CM:2/TB:0/
new 幸も不幸も考え方次第? / MAIN / 2009年によせて。 old

COMMENT

あけましておめでとうございます!  from - くみこ
いつもコメントを寄せていただき、感謝しております。
実は近所に咽頭癌になったおじいさんがいて、その方は全く声が出ないのですが、バイブレーターみたいなものを使い、コミュニケーションを取っています。
喉に穴が開いていると、入浴も大変そうですね。
癌ダムさんはどうやって入浴されているんでしょうか?
では、こちらこそ、本年もよろしくお願いいたします。
2009.01.03-16:58/くみこ/URL/EDIT/
Re: あけましておめでとうございます!  from - 癌ダム4D
ご質問、ありがとうございます。
やっと「喉頭癌ブログ」らしい質問が来て、少しうれしかったりして(笑)。
喉頭癌になる方はお年寄りが多く、ブログはもちろん
パソコン自体が使えない人が多いのが現状。
なかなかコミュニケーションが取りにくいのが現状です。

コホン。さて、その「バイブレーターみたいなもの」は
ラリンクスという電気式発声装置です。
声帯摘出者のしゃべり方にはタピアの笛、食道発声法などがあり
訓練次第では「かなり普通に」しゃべれるはずなのですが
ご高齢なので、半分あきらめていらっしゃるのでしょうね。

また、気ごころに知れた身近な人とだけしゃべるなら、
あまり言葉はいらないもの。
「不特定多数の人としゃべらないといけない」環境に身を置くことも
声を回復するうえでは重要な要素と考えられます。

僕の場合は、シャント法という「しゃべれる手術法」ですから
片手で喉を押さえる必要はありますが、ごく仏にしゃべれます。
※そのあたりの諸事情は、ブログの最初の方に集中的に書いておりますので
 お暇な折に、最初の10回分位を読んでみてください。

さて、お風呂の話でしたね。
確かに「喉の真ん中に穴が開いている」ので、
その穴から水が入ったら、溺れて死んでしまいます。
普通は、タオルなどを首に巻いて注意して入るように言われますが
僕の場合は、「通気性の絆創膏」を穴に貼って入浴します。

白十字から発売されている「固定粘着シート」という商品で
14センチ×18センチの大判ですから、それを4つに切って喉に貼ります。
空気も通しますが、水も通すので、ざぶんと浸かる・・・わけにはいきませんが
水が少々掛かったくらいでは、十分ガードしてくれますから
バスタブの正面に鏡を置いて、喉元と水位を観ながら
ぎりぎりのところまで、湯船に浸かれます。
穴の位置にもよりますが、僕の場合は一応、肩まで浸かれます。

実際使ってみると、呼吸に少し抵抗はありますが、十分普通に呼吸できます。
もちろんタンなどは切れませんし、濡れると息ができませんから
すぐにはがして、新しいものと張り替えるなどの工夫も要りますが
お風呂に入っている時間くらいなら必要十分に喉をガードしてくれます。

もちろん、体もそのまま洗えます。
頭を低くしてシャワーを使えば、もちろん髪も自分で洗えます。
ただし、周りから浸みてきた程度の湿り気なら十分呼吸できますが
ザバッと濡れると呼吸できませんから
濡れたらすぐ拭けるように、乾いたタオルをそばに置いておく。
周りの水分をぬぐって、スペアのものに張り替えるなどの用意は必要。

知ってる限り、普通に手に入る唯一の「通気性の粘着絆創膏」ですが
本来の使い方(ガーゼの固定などに使う)ではないので
病院からは薦められない・・・ということです。
という事で、トラブルに対する補償などはできないと思いますが
親しい方なら、あくまで「自己責任」ということで、教えてあげてください。

●大変ややこしい書き方をしましたが、早い話、
喉に絆創膏を貼ってる以外はごく普通に風呂に入っています(笑)。

とはいえ、頭までざぶんと浸かって、ブクブク・・・などという真似は金輪際無理?
まぁ、そのくらいはあきらめないと仕方ありませんね。

本年もよろしくお願いいたします。
2009.01.05-05:18/癌ダム4D/URL/EDIT/

COMMENT POST

/
/
/
/



 
 内緒です♪

TRACK BACK

  この記事のURL:
   http://gandam4d.blog8.fc2.com/tb.php/51-c2da9cf9


MAIN
copyright © 2006 気道戦士 喉頭癌ダム. All Rights Reserved.
Template by TAE-3rd☆テンプレート工房