§ さて、どこに捨てようか?
僕の気管がちゃんとつながらなかったのは 放射線治療で、細胞がダメになっているせいだ! って言うのも事実なんですが それを受けなくては、いま現在生きているかどうかも不明なほど すごい癌に侵されていた訳ですから まぁ「必要悪」って言うのも一方の事実である訳ですね。 などと、愚痴を言おうという訳ではなく 先日のブラックな「原発問題」…つまり 冷温停止していても、稼働していても、壊れたら危険なのは そこに原発がある限り同じ事…の続編です。 解っているのは、日本にはこの狭い国土に50基以上の原子力発電所があり そこには膨大な量の、使用前・使用後の核燃料が備蓄されていて それを処理する場所も、処理する技術も 人類はいまだ書くるつするに至っていない…という事ですね。 ▼4月の満月:170-500㎜ ZOOM F4.5-6.3 SIGMA(実質750㎜相当) ![]() 写真をクリックすれば、拡大してご覧いただけます。 ▼いかにも僕のブログらしい写真が撮れました。写真に付いてもコメントくださいね ![]() 北極付近の拡大バージョン:クレーターも何とか確認可能 台の上に載せた半固定手持ち撮影に付き、これ以上の解像度は無理 もっといいレンズが欲しい! けど、これ以上の倍率&精度のレンズとなると、洒落にならない値段だしなぁ…(苦笑) ご来訪の証しに ↓ とりあえずクリック。 ![]() 批判を恐れずに言いますと、去年でさえ電力は足りたのだから 電力会社が<意図的に>電力供給を操作しない限り 「脱原発」=原子力に頼らない発電と電力の供給はたぶん可能だと思います。 政府もマスコミも、再稼働の話題で持ち切りですが 本当は、みんなの望みはそういう事じゃなくって 今ある「原発の完全停止と完全撤去」ですよね。 これには「放射性廃棄物の捨て場所」=「保管施設」をどこにするか? という事と不可分の問題で、その議論を始めないことには、 脱原発は「絵に描いたもち」になってしまうから、 きちんとしたビジョンと方法論が必要ですよね。 ただ、誰も「自分の庭に捨てて良いよ」とは言わないんだろうなぁ。 この国は狭くって、誰も住んでいない土地などないので 結局は、誰かが「強制的に」立ち退かされるんだろうなぁ… それにしても、一基の原発を安全に解体するのに40年くらいかかるというから、 全部なくすのに200年くらいかかるのかなぁ? 全ての税金を「倍額」にしても足りないんじゃないのかなぁ? などという、新しい誰かの犠牲や、自分の痛みが伴うとなると みなさん、それはそれで反対されるのでしょうから 中々に妙案もなく、安易に声も挙げにくい「困ったな」という事ですが みなさんは、どこに捨てたらいいと思われますか? ★続きは後半。↓ ランキングにご協力下さい。 ![]() 続きを読まれる方は ↓ から 今原発にある場所に封印するといったって、あの不安定な海岸端が 2万年保管できる場所でないのは明らかで 本当に富士山の裾野の「樹海」にでも埋めるしかないのでしょうが 3基や5基ならともかく、30基も50基も…となると 頑張ったらできるなんて話ではなく、文字通りどうしようもないのかも知れません。 という訳で、一口に「脱原発」というけど(実現したいのは山々だけど) ある意味その「実現性」を疑っている…訳です。 確かに、とにかく「先ず声を上げることが重要だ」という事はありますが 単純に放射能を忌み嫌う風潮は、被爆者・被爆地への差別も助長します。 僕はかなり絶望的だが、実現させなければならないと思っています。 ※某・どじょうの先生も、こういうことにこそ 不退転の決意で臨んでほしいものですね しかし、そのことは<誰かに無理やりゴミを引き受けさせる>という ダーティーで痛みを伴う、人非人=鬼の作業であり 全ての国民が、その痛みを理解・共有しなければ実現できないので 皆さんにも、その痛みを理解・共有して頂きたい …と言ったところで、納得する人間がいるとも考えられません。 放射能の除去技術が確立どころか、開発のめどすら立っていない という<恐るべき現実>が白日のもとに晒されてしまったいま 一旦稼働させてしまったら、解体も出来なければ、移設も出来ない 早い話、作る事は出来ても、壊す技術を持たない「原子力発電所」 こんなもん、よー作ったなぁ…とあきれ返る話ですが 現実にある訳ですから とりあえず「何とかしなければ」どうしようもない訳ですよね。 でも、どこにも捨て場所を作らず、ほっておいたら 次の災害などで、ドカン!といったらそれこそ全滅!になりかねませんから 少しの放射能も絶対いや!と言い続けるのも 何もせず「座して死を待つ」最悪の話なんで、その… 以上、誰もが口ごもる問題ですが 嫌だけど、避けて通れない<究極の選択>という問題ですよね。 名著「渚にて」を始め、核戦争で人類が滅亡してゆくSFは数多くあったけれど 核のゴミで滅亡してゆく「不細工な未来」は、あまり想像したくもありませんが 案外と、そっちの方が現実に近いのかも知れませんね。 まだ間に合うのか?もう手遅れなのか? いずれにせよ、次の日本がどっちに舵を切るのか 世界も注目するところ。 僕たちも未来に禍根を残さないよう 自分に出来る精一杯を覚悟していく必要もあるのでしょうね。 本日も、ご愛読ありがとうございました。 よろしければ、↓ ランキングにご協力下さい。 ![]() ありがとうございました。 よろしければコメントをお寄せください。※コメント欄は、3つの広告の少し下 ちょっと見えにくいけど、赤い小さな文字でCMと表示してあります 出来れば ↓ 拍手もね! スポンサーサイト
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